2017年度展示案内


(2017年11月開催)

【図書館秋の企画展】北斎と馬琴

【好評のうちに、終了いたしました】
来場者数は、1,089名(13日間)でした。
「ちょこっと解説」の参加者数は、55名(11日間)でした。
ありがとうございました。
【開催期間を延長することになりました】
【期間】 11月 8日(水)、9日(木)、10日(金)、13日(月)(4日間)
【時間】 11時 ~ 16時
【会場】 生田キャンパス: 図書館本館研修室(9号館3階)


「図書館員によるちょこっと解説」を行います。
展示風景紹介
この度、専修大学図書館では「北斎と馬琴」と題して、浮世絵師?葛飾北斎が挿絵を加えた読本(江戸時代後期小説の一種)を、今年で生誕250年を迎える曲亭馬琴の作品を中心に展示します。

北斎は、彼の代表作とされる「富嶽三十六景」や『北斎漫画』が世に出る前に、読本の挿絵画家として活躍していたことがありました。そして、その彼が筆を振るった読本には、後に『南総里見八犬伝』という大作を遺す戯作者?曲亭馬琴の手によるものが多くありました。

今回は、北斎と馬琴がタッグを組んだ初期の作品から、才能が激しくぶつかり絶交するに至る直前の作品まで出展するほか、柳亭種彦など別の戯作者との作品もご覧頂きます。また、「水滸伝」や「八犬伝」といった馬琴ゆかりの作品をモチーフにした浮世絵もあわせて展示します。なお、今回の展示は、本学の戯作(江戸後期小説の総称)コレクションである「向井信夫文庫」を中心に出展します(一部個人蔵あり)。

北斎と馬琴という2人の天才が生み出した作品を、どうぞお楽しみ下さい。

【会 期】
生田キャンパス: 2017年11月 1日(水)~ 11月 7日(火)
神田キャンパス: 2017年11月25日(土)?26日(日) *第22回国際浮世絵学会秋季大会に伴う開催

【時 間】
生田キャンパス: 11:00 ~ 16:00(土日祝は 10:00 ~ 15:00)
神田キャンパス: 25日(土)12:00 ~ 16:30  26日(日)11:00 ~ 15:00

【会 場】
生田キャンパス: 図書館本館研修室(9号館3階)
神田キャンパス: 神田5号館ラーニング?コモンズ(アクティブラウンジB)

【主な出展作品】
◆読本
 曲亭馬琴作、葛飾北斎画『椿説弓張月』(文化4[1807]~8[1811]年)
 曲亭馬琴?高井蘭山編訳、葛飾北斎画『新編水滸画伝』(文化4[1807]年~)
 曲亭馬琴作、葛飾北斎画『三七全伝南柯夢』(文化5[1808]年)
 柳亭種彦作、葛飾北斎画『霜夜星』(文化5[1808]年)
 六樹園飯盛(石川雅望)作、葛飾北斎画『斐弾匠物語』(文化6[1809]年)
◆浮世絵
 歌川国芳画「義勇八犬伝」より
 歌川国芳画「通俗水滸伝豪傑百八人一個」より

【監修】
板坂則子文学部教授

【問合せ先】
専修大学図書館
Tel: 044-911-1274  E-mail: libtenji@acc.senshu-u.ac.jp

【あなたの展示鑑賞のサポートをします!――図書館員によるちょこっと解説】
図書館員がパンフレットの解説文に沿って、展示作品の見所をご案内します。
11月1日(水)から11月7日(火)の期間中、12:30から15分間、図書館研修室(9号館3階)で行いますので、
お気軽にご参加下さい(申込不要)。
もしかしたら、解説文以外のことも教えてくれるかも?(ワクワク!?)
【展示風景紹介】
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